こんにちは、こんばんは工場長です!
今回はフラットに自分の口調で書いていこうと思います。
今更ブログやSNSを何故始めたのかを書いておこうと思います。
これは自分がぶれない為のメモ帳みたいな事ですので今までの業界に対しての思いみたいな執筆になります。
・塗装屋の減少
先ず一番最初に出てくるのはこれです。塗装屋、建築、工業、車関係含めここ数年含め大きく減少しています。これはニュース好きな人は結構見た記事の一つだと思います。
こういうネガティブな記事を見て、統計データを見てみると僕らの業界(アフターオートの鈑金塗装店)においては、専門業者の平均年齢は52.7歳と出ています。
52.7歳!!
確かに鈑金塗装屋さんの専門で施工している業者さんに遊びに行くとほぼ僕より年上です。これはまずいな・・・と自然と思いました。
肉体労働でこの歳が平均と考えるとそれより上の人たちも多いわけですから如何にこの業界の人気の無さがわかります。
学がないから身体を動かす。これは僕も同じなのでわかりますがそれにしてもやはりというか、こんな惨状なんだな・・・と思います。
・業界が整備されていない
僕が就職した時は、技術を磨いて独立しよう!最初はこんな事を考えていました。
職人の姿に憧れて自分に合う職人とは何かと思ったとき車をいじっていたい、そんな些細な原動です。
最初に入った会社はオートサロンに車を出すような会社なのに、給料は10万円。社会保険無し。残業は全てサービス残業。休日も忙しかったら必ず出る。
こんな会社でした。それでも同世代の人も皆こんな感じだったので全く気にもしなかったのが当時の自分でした。そんな会社もすぐに潰れました。これが19歳ぐらいの話です。
その時知り合った同世代の同業者達も同じように会社が潰れて転々としながらも業種や職種は変わらず。そして相変わらず社会保険なども無しで福利厚生など基本何もないのが当たり前でした。
ディーラーの下請け店ですら同じです。
これがこの業界では普通なんだ。と普通の感覚がずれていました。
全てがそのように整備されていない会社ではなかったものの、僕の身近の同業者は皆そうでした。
・好きが先行しすぎた世界
車って自分だけの空間という認識は多いと思います。
それだけに自分が着飾る事と同じように車も着飾りたい。そんな代物だったのが車です。
近年は車の高額化に伴い、ローンも残クレへと変化していきかなり車に対する価値観が変わったと思います。僕が就職したころは車は基本いじる物である。と教わってきました。
それはそうですよね。この業界にいて車が好きな人しかいないというぐらい車に一度は情熱があった人達の集まりなんですから。
そうなると、好きなように車をいじるのが趣味な人、違法でも構わない人などは徐々に暴走していきます。それでも良かった時代というのはあったんだと思います。
その時代から大きく変われる事はなかったと思います。 「自助努力」は無く外部からの圧力のみでの「規制」という縛りでの化を促されたのがこの業界だったと思います。
○○の店が営業停止になった。違法改造していたからだ!VIPカーにはフルスモだ! また○○の会社摘発されたらしいぞ。派手な改造はダメだな。こんな話が良くも悪くも飛び交っていました。
実際、自分も好きなように車をいじってきた経緯があります。そういう事をやっている時間は凄く楽しい時間だったのを覚えています。車をいじって、パーキングへ行って知らない人達と車の話で盛り上がって次はどんなことをしようか。そういうのが楽しくてやってきたのは僕だけではないはずです。
世の中が確かな変化を求めている時代に僕らの業界は自分たちの好きなようにやっていた。それは紛れもなく業界の統制が出来ていなかった。もしくは業界の慣習が強すぎたという事でしょう。
車体整備業だけではなく、一般整備業(整備士)も含めて同じだったと思います。
それでも整備士は国家資格ですし、僕らの車体整備より統率団体もありますし、まとまっていたと思います。
振り返ってみて、初めてこういう時代があったんだと思います。
他の業種の人たちが、日本の昭和風な経営から脱却していたにも関わらず、この業界は整備されていくのが遅かったと思います。
それは建築系の職人も一緒だったと思います。
個人事業が多い業種だったから、小規模事業者が多かったからというのは結果論であるとは思いますが、それでも他の業種より遅かったと言わざるを得ないのが今の結果になっていると思います。
・良いこともある
随分と昔を振り返りながらネガティブな話をしてきましたが、実はアフターオートの市場は大きくなっています。これは鈑金塗装以外も含まれますが、市場が広がっている事自体は素直に喜ぶ事象です。
特に、今残っている人たちは少なからずこの恩恵に預かれると思っています。
鈑金塗装の業種だけでも、ディーラーさんを筆頭に伸びています。
大幅に伸びているのは自動車メーカー系のディーラーさんになっていますが業界を引率するのは、大手であるのは至極当然なので、ここから溢れてくるお客様をどれだけ仕事に繋げていけるかが事業所の方たちの課題です。
ここで売り上げを上げて、人材確保、人材育成に繋げていき、業界が盛り上がるのが一番うれしいと思っています。
それでも業界に若い人達が増えないと盛り上がる事は殆どないとは思っていますが、少しでもその猶予たる指標が市場の拡大というのは嬉しい話です。
今後は業界の話や、僕たちの仕事に興味を持ってもらう為の活動をしていこうと思っています。
見てくれる人が興味を持って、自分にもこの仕事合うかもって思えて貰えたら嬉しいです。